2016/10/20

JEFF MILLS 『The Trip 』 -AACTOKYO-



昨年は東京、神戸、川崎で行われたアートフェスティバル『TodaysArt.jp』が『AACTOKYO (アークトーキョー: Advanced Art Conference Tokyo)』として生まれ変わり、第一弾プロジェクトとして、JEFF MILLSの最新シネミックス(無声映画と音楽をシンクロさせたアート)「THE TRIP」ワールドプレミアム上映が行われます。

詳細はこちらのFBページをチェック!

2016/10/19

MIKE DUNN PRESENTS MDIII / 88-90 Proto Acid Ep

クラシックと呼べる数多くの名作を生み出してきた、オリジナル・シカゴ・レジェンドMIKE DUNN、DJ PIERREと同じシカゴのゲットー地区イングルウッド出身のリアル・バッドボーイ。


シカゴのFM局”WBMX”の伝説のプログラム”Hot Mix 5”で様々な音楽を学び、RON HARDYの”Music Box”、FRANKIE KNUCKLESの”PowerPlant”での鮮烈なクラブ体験の洗礼を受け、18歳でDJを始めたという、80年代中盤から後半にデビューしたシカゴのプロデューサーなら誰もが通る「羨ましい体験」をリアルタイムで経験した正真正銘のレジェンド。

DJ PIERRE、ADONIS、STEVE POINDEXTER、ARMANDO、FARLEY JACKMASTER FUNK、TYREE、BAM BAM、LIL LOUISなど、同世代のオリジナル・アシッド・ハウス・プロデューサー達の中で、MIKE DUNNの作品は群を抜いて洗練されていました。

ある意味、てきとうに打ち込んだリズムと、プリセットのシークエンス音源を使用した作品すら大ヒットしていた時代、彼の作品は、計算してプログラムされたリズムとシークエンスから生み出されるミニマリズム溢れる(黒い)グルーヴと、ミックスの技術もあったのか、音(ヌケ)の良さも、当時の他の作品の比べると圧倒的に良いのもが多かったです。現在でもヨーロッパを中心に大きな影響を与えており、特にテクノ・ミニマル・シーンへの影響は図りきれないです。

そんなMIKE DUNNの楽曲をいくつか紹介したいと思います。

やはり、まずはこの曲から。未だにオリジナルがどの曲なのか諸説あることでも有名な「Video Crash」から引用されたお馴染みのフレーズに、コミカルなアシッドを絡めた彼の代表作。ちなみに僕がこの曲を知ったのは、94年に当時UNDERWORLDのメンバーだったDARREN EMERSONがBBCのラジオプログラム”Essential Mix”に出演した際のプレイ聴いた時でした。(youtubeにあるので、興味ある方はチェックしてみてください。)
MIKE DUNN - Magic Feet



BAM BAM主宰の[Westbrock]から87年にリリースされた事実上のデビュー作。本人によるスキャットと808のみで構成された、シンプルなトラックですが、今聴いてもゾクゾクする輝きを放っている傑作だと思います。
Mike Dunn - Dance You Mutha (Original Mutha)



ここからは、MD III名義の作品です。[D.J. International]のサブレーベルから88年に発表された「Face The Nation」に収録されていた曲で、TYREEのVo.と303の絡みが絶妙です。
MD III - Personal Problem



これは、2014年にUKの[Moreaboutmusic]([Paranoid London]というカルト的な人気のアシッド系サブレーベルを持つことでも知られます)からリリースされた、88-91年の間に制作れたという未発表作品。とにかくミニマルです。
MD III - Acid Feet



これは少し異質なのですが、94年に[Trax]から2枚組にてリリースされた「Da Track Dummies」に収録されていた曲で、アフターアワーズで聴きたいドラマチックなメロディーとシンプルなサックス・サンプルが印象的なメロウハウス。ウワ音はメロウですがリズムはタフなので熱くなれます。余談ですがこの2枚組は、この曲以外は…な内容です(笑)
MIKE DUNN Pres. THE TRACK DUMMIES - Late Night Sex



長々と書いてきましたが、そんな重要人物MIKE DUNNの未発表音源が、ロッテルダムの良心[Clone]からリリースされることになりました。シカゴのアーティストの未発表音源なんて、近年、流出しまくっているので、「またか…」とお思いの方も多いと思いますが、このお方の未発表曲だけは、無視しないでください。音を聴けば、紛れもないMIKE DUNN節で、痺れますよ!11月初旬のリリース予定です。

MIKE DUNN PRESENTS MDIII / 88-90 Proto Acid Ep
http://www.undergroundgallery.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=49061




2016/10/18

EARTH TRAX X NEWBORN JR. / Sax & Flute



この数年のロンドンのクラブ・音楽シーンにて、圧倒的な存在感を放ち、世界中のシーンへ多大な影響を与えている[Rhythm Section International]レーベル。

2010年にスタートしたロンドンのライブストリーミングメディア”Boiler Room”のホストMCとしても活躍し、デザイナーとしての顔を持っている、リーズ出身のDJ、BRADLEY ZEROが主宰する人気レーベルです。

レーベルの由来となるのは、2009年から、サウスイーストロンドンで月二回行われている同名パーティー。ヘッドライナー(主役)や、厳格なタイムテーブルを設けずに、フロアのヴァイブレーションを優先したスタイルで、MAX GRAEF、ANDY HART、BEAUTIFUL SWIMMERS、CHAOS IN THE CBD、FANTASTIC MAN、K15、FRANKIE VALENTINE、JAY DANIEL、RICK WILHITEなど、錚々たるメンバー達が出演しており、今月のパーティーのゲストは、[Rainy City]主宰にして、CITY PEOPLE、20 BELOWとしてもオナジミのマンチェスター・シーンのレジェンドIRFAN RAINYだったようです。

ウェブサイトにパーティーのフライヤーがアーカイブされているので、チェックしてみてください。

https://rhythmsection.wordpress.com/artwork/

“クロスオーヴァー”という形式化したジャンルすらクロスオーヴァーする、どんなジャンルからもアクセス可能なサウンドが魅力で、ブラック・ミュージックを下敷きにした、ハウス、ブレイクビーツ、ヒップホップ、ソウル、テクノ等を、ロンドンらしい都会的な空気でブレンドした作風が特徴。GILLES PETERSONのワールドワイド・アワードを獲得したAL DOBSON Jr.「Rye Lane Versions」は、様々なDJ陣から支持を集めて、ボーダレスなヒットとなったことは皆さんもご存知だと思います。南ロンドンのペッカムが拠点ですが、DEGO周辺の西ロンドン・シーンとも連携しており、近年急成長した重要レーベルです。

その[Rhythm Section International]レーベルの最新作が昨日入荷しました。今回はポーランド出身ワルシャワ拠点のDJデュオPTAKIの片翼THE PHANTOM aka BARTOSZ KRUCZYNSKIとニューカマーNEWBORN JR.によるコラボ作。BARTOSZ KRUCZYNSKIといえば、ドイツはハンブルク屈指の掘り師BASSOが運営する[Growing Bin]からアルバムをリリースしたばかりの気鋭。この繋がりも見逃せません。

[Growing Bin]といえば、世界中のディープ・ディガー達の貴重な情報源の一つでもあるこのブログは要チェックです。
http://thegrowingbin.blogspot.jp

ちなみにFacebookはこちら。
https://www.facebook.com/growingbin/

[Growing Bin]からの作風でもあったアンビエント・ニューエイジ的な空気感を、ハウスのフォーマットで再現したかのようなサウンドで、今後[Rhythm Section International]レーベルの代表作として語られる可能性を秘めた傑作だと思います。是非、チェックしてみてください。

EARTH TRAX X NEWBORN JR. / Sax & Flute

http://www.undergroundgallery.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=48884




2016/10/16

313ONELOVE

ベルリンのフォトグラファー Marie Staggatが制作した、デトロイトという街、音楽、そしてミュージシャンにフォーカスした写真集 ”313ONELOVE”、近日、取り扱いを開始します。

全320ページ、170枚以上の素晴らしい写真と、総勢120名以上に及ぶデトロイトを代表するプロデューサー/DJ達のインタビューにて構成された濃厚な内容となってます。ご期待ください。






2016/10/12

MOODYMANN / Mahogany Brown


近日再発予定で、大きな反響と沢山の予約を頂いている、MOODYMANNの2ndアルバム「Mahogany Brown」の再発盤、今月中には入荷する予定です。

無駄な曲がなく、アルバム全体を流れで聴いても、起承転結のストーリーを感じることが出来る作品なので、曲単位で紹介するのは野暮なのかもしれませんが、個人的にアルバムの軸になっていると感じた楽曲をいくつかご紹介します。


まずは、アルバムのハイライトであり、唯一、片面をフルに使って収録された10分超えの長編トラック「Black Sunday」から。トラックはミニマルでヒプノティック、コラージュされたゴスペルが徐々に熱を帯びていく、ある意味、神事や祭事同様のトランス感が表現された、真の意味でソウルフルなブラックハウスです。他では聴いたことがない、唯一無二の作品だと思います。
MOODYMANN - Black Sunday



次は「Joy Pt III」。この曲は、MOODYMANNの代表作でもある3部作「Joy」のパート3にあたる曲で(パート1はKDJ 5、パート2はKDJ12)、KDJを始めデトロイト・ハウス作品は欠かせなかったヴォーカリスト兼サックスプレイヤーNorma Jean Bellが全面に参加した、美しく情緒豊かなデトロイトハウスの金字塔と呼べる作品です。
MOODYMANN - Joy Pt III



最後に紹介するのは、アルバムのタイトル曲でもあり、MOODYMANNを象徴する一曲といっても過言ではない「Mahogany Brown」。KDJ18番として12インチ・リリースされた「Black Mahogani」のエディットともいえる楽曲で、Walter Murphy「Afternoon of a Faun」をテンポアップし、中盤のエレピ・フレーズを繋ぎ直した、ジャズ・ファンク・ハウスの名作です。今でもフロアで聴くことが多い作品でもあります。
Moodymann - Mahogany Brown


冒頭でも書きましたが、収録曲の全てに大きな力を持っているので、他にも紹介したい曲があるんですが、続きはアルバムを購入してからお楽しみください。サンプリング・コラージュ時代のMOODYMANNの代表作、この先、何十年も聴ける作品です。是非、手にとってみてください。

【ご予約受付中】
MOODYMANN / Mahogany Brown [Peacefrog / PF074 /2LP)
http://www.undergroundgallery.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=48923

2016/10/11

SHINICHI ATOBE / Rebuild Mix 1.2.3

SHINICHI ATOBEというアーティストをご存知でしょうか。

90年代後半から00年代前半に、テクノの一番ディープな階層を掘り下げていたフリークの皆さんなら、名前だけでテンションが上がる方も多いと思います。

2001年、”ミニマル・ダブ”というタームが出来上がる遥か以前、BASIC CHANNELのサブレーベル[Chain Reaction]からリリースされた1枚の12インチ「Ship-Scope」を残したまま、一切、表舞台に姿を表わすことなく、謎のプロデューサーとして、世界的にカルトな支持を集めていた日本人アーティスト。そもそも、あの時代に[Chain Reaction]から日
本人アーティストが作品をリリースする難易度は、今の時代には考えられないハードルの高さでした。



近年、ヨーロッパのコアなフリーク達の再評価で久々に表舞台に登場したSHINICHI ATOBE、今回の新作は、テクノ・ファンはもちろん、アンビエント / ニューエイジ、バレアリック・ファンまで手にとって頂きたい絶品に仕上がっています。是非、手にとってみてください!

【予約】SHINICHI ATOBE / Rebuild Mix 1.2.3
http://www.undergroundgallery.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=49017


2016/10/07

Lost Archives Special - Indigo Aera

【 UG独占販売![Indigo Aera]5周年記念ボックス・セット!】




VINCE WATSON、KIRK DEGIORGIO、STEPHEN BROWN、MARK WILLIAMS、SKUDGE、DIFFERENT WORLDなど、デトロイト・テクノにインフルエンスされたヨーロッパの実力派アーティスト達がリリースを連ねてきたオランダの重要レーベル[Indigo Aera]が、レーベル設立5周辺を記念した5枚組コンピレーション・アルバムをリリース。

オランダのSTERACやJORIS VOORN、ドイツからはDON WILLIAMS、スコットランドSTEPHEN BROWNといった、デトロイティシュ・テクノベテラン名手達の未発表音源18作品を収録。これまでのレーベル作品のアートワークをまとめた150ページにも及ぶブックレット付きの豪華仕様です。

UGとオランダの"Delsin shop"のみの販売です。日本への配給枚数(極僅かです)に限りがありますので、ご予約先着順での販売とさせて頂きます。

V,A - Lost Archives Special [Indigo Aera / 5x12Ltd+Box+Book]
http://www.undergroundgallery.jp/index.php?main_page=product_info&products_id=48905