2ndアルバムのヴァイナル再発も待ち遠しい、デトロイト”エボニー”ハウスの絶対的存在、MOODYMANNが主宰する名門[Mahogani Music]の新作アナウンスが届きました。
今回リリースされるのは、デトロイトを代表するヴォーカリストであり、ベースプレイヤーとしても有名なPAUL RANDOLPH。
1999年にリリースされたCARL CRAIGによるジャズ・プロジェクトINNERZONE ORCHESTRAによるTHE STYLISTICのカヴァー・シングル「People Make The world Go around」のVo.を務めたことで脚光を浴び、その後も、AMP FIDDLER、JAZZANOVA、OCTAVE ONE、AS ONEといった、世界中のプロデューサー達の作品に、歌、またはベースプレイヤーとして参加してきた、デトロイト指折りのプロデューサー。
伸びるようによく通る声、艶やかなファルセットが印象的で、ハウスはもちろん、ヒップホップ、ニュージャズ、ダブステップまで、どんなジャンルのトラックであっても、彼のVo.が加わるだけで作品の温かみが生まれ、トラックに真のソウルを注入することができる数少ないミュージシャンです。
“黒い”との形容に含まれる黒とは「単色ではなく、いろいろな色が混ざりあった末の黒」だと、以前、エレキングの野田努氏が表現していましたが、まさに、この[Mahogani Music]、そしてPAUL RANDOLPHの作品群は、その例え通り、多種多様な音楽性を内包した、挑発的なまでに"黒い”ソウル・ミュージックだと言えると思います。
今回の12インチは、来年にリリースが予定されているアルバム『IN THE COMPANY OF OTHERS』からの先行限定シングルで、盟友DJ DEZ aka ANDRES、そしてFURRY PHREAKS、LOVE FROM SAN FRANCISCO、PRESENCEなど多岐に渡る名義を使って90年代から傑作を多数リリースしてきたヴェテランハウス・プロデューサーCHARLES WEBSTERがリミックスにて華を添えています。
音楽は「ジャンル」ではなく「ソウル」だとお思いみなさん、是非ともPAUL RANDOLPHが本物であることをお確かめ頂きたいところです!
【11月中旬発売予定】
RANDOLPH / Not Gonna Let Remixes
※MOODYMANN関連(特に[KDJ]や[Mahogani Music])は、通常の流通には乗らない為に、作品の確保が難しく、毎回、必ず、こちらのオーダー数よりもショート(少ない数)で入荷します。今回も同様のケースになることが予想されますので、確実に入手したい方は、出来るだけお早めにご予約することをオススメします。