2016/11/16

Beatdown

2002年に[Third Ear]からリリースされたコンピレーション「Detroit Beatdown 」がきっかけで、「ビートダウン」というスタイルが明確化されたと記憶しています。

一言でいえば、重心の低い遅めのテンポ、くぐもったテクスチャ、粘りのあるグルーヴが特徴で、ジャズ / ファンク / ソウルといったブラック・ミュージックを背景に感じるハウスのスタイルと言えると思います。

そもそもは、90年代後半のTHEO PARRISHやMOODYMANNの作品を由来にしたものですが、00年代以降、欧州へ飛び火し、ポスト・ビートダウンと呼ばれた、MOTOR CITY DRUM ENSEMBLE、VAKULA、SOULPHICTION、LINKWOOD、COTTAM、HENRIK SCHWARZ、NEWWORLDAQUARIUM等の功績で、明確なスタイルが確立されました。


今ではディスコ・リエディット系やロウハウスともリンクし、世界各国からリリースが絶えない、UGでも特に人気の高いジャンルです。

今回は、そんなビートダウン作品をまとめてみました。現在開催中の「クリアランスセール」対象商品も沢山含まれているので、チェックしてみてください。

http://www.undergroundgallery.jp/index.php?main_page=advanced_search_result&search_in_description=1&keyword=%23Beatdown&search_in=description


UG的に、是非チェックして頂きたいのは、この2つのレーベル。どちらも、近年のポスト・ビートダウン・シーンを牽引している新世代の重要レーベルです。

MAX GRAEが主催する[Money Sex]。
http://www.undergroundgallery.jp/index.php?main_page=index&manufacturers_id=8468

メルボルン・ディープハウスの中心人物ANDY HART主宰の[Voyage]。
http://www.undergroundgallery.jp/index.php?main_page=index&manufacturers_id=8849