2010/10/31
読書週間:5日目
はい来たドン!
私も大好きなマンガ。
「漫画も立派な読書」…
うん、私もそう思~う。
でも読書のイメージは
小説~~ ってことで、
マンガと小説がドッキングした
本をご紹介しまーす。
「キぐるみ」 D [di:] 著
(河出書房新社刊)
かわいいことが絶対の価値をもつ着ぐるみの町」に生まれたトシ。
かわいくないがゆえに着ぐるみを着せられて成長した彼は、
やがて楽しげで清潔なこの町からの脱出を試みる。
だけど、希望の地『外』で、トシを待ち受けていたものとは。。。?
単純に動物の着ぐるみそのものが好き(着るのも好きw)
で手に取ってみた本なんですが、中身は以外、
絶望感と解放感が見事に絡み合った、実に“リアル”な作品です。
友人の裏切り、男娼の仕事、謎の女との再会 ――
その中で“痛み”を抱くトシは、希望を求めてどこに向かうのか。
この物語の深淵にあるのは、読み手自身の心のありかを再確認することなのかも
って感じました。
ちょいとディープ?な紹介になっちゃいましたが、
たまにはこーゆーのも
ど~でしょ~。
マンガ+小説という手法で描かれいるのでとても読みやすいです。
Yuu
2010/10/30
読書週間:4日目
僕は「キャプテン」でした!!
"ちばあきお"さんによる野球漫画なんですが、コレ泣けます、
へたくそな野球少年だった僕はホント読む度に泣いていました。
それを今では甥っ子がウチに来ては熱心に読んでいるのです。
その光景を見て、また目頭が熱くなってしまったり...
30年近く経った今、また読み直されてるとは感慨深いものもあり、
そして、その甥っ子とは一緒にキャッチボールしたり、小学生用の英会話の本を読んだり、
それも、結構、英会話の勉強になったするし(苦)...
自分も勉強しないと!この読書週間は簡単な英書に挑戦してみようかと!
さてさて、そんな僕の紹介はコレ『残念な人の仕事の習慣(山崎将志著)』です!
タイトルからして、あまり普段手にしないでしょ?
ちょっと、このブログを見てる方、引いてない?大丈夫...?
でも、素晴らしい方の本を読むより、こっちの方が、すんなり入ってきてしまうのです(笑)。
決して難しいことじゃないし、自分を重ねて、そうなってないか?
と確認したり、なるほどって思うことばかり!と納得してるのです(笑)。
残念な人には「たとえば...」がないってさ!
確かに... !あ~オレ残念な人だ...(苦)...
でもね、これあれば大丈夫、うん、うん。と、読んでまます。
空いた時間にサラっと読んだり、これオススメです。
「残念な人」... この言葉に心当たりがあれば(ないか?)、是非読んでみて!!
2010/10/29
読書週間:3日目
みなさん、初めまして。
UG神戸事務所にて通販担当をしております、YOHEYと申します。
どうぞ宜しくお願いします。
さて、読書週間シリーズ3日目は、僕のお家にある900冊の中から、
2日目が絵本でしたので、3日目は漫画を紹介していきましょう。
そうです、何を隠そう家にある900冊もの本すべてが漫画なのです。
漫画も立派な本なのです。漫画を読む事は立派な読書なのです。
なかなか、どれを紹介しようか決めるのは難しいのですが、
それはコレ!
作者:井上雄彦
問答無用の名作でございます。
僕がバスケットを始めたきっかけになった、思い出深い作品です。
バスケ部に所属していた方の大半が、コレを読んでいたのではないでしょうか?
湘北高校バスケ部に入部した桜木花道(主人公)が、最初は彼女目当てだったが、
僕の好きなシーンは、陵南高校とインターハイをかけた最終戦、
実はこのシーン、1993年のNBA FAINAL、CHICAGO BLLUS対PHOENIX SUNSの
BULLSが勝てば優勝が決まる大一番。85対87で負けていたBULLSの攻撃、
途中交代のパクソンという背も高くないシューターにパスが。
見事な弧を描いたシュートが、ゴールに吸い込まれる瞬間は鳥肌モノです。
SLAM DUNKは、バスケットをしていた人、していない人、みなさん楽しんで頂ける作品です。
今回はとてもメジャーな作品をご紹介させて頂きました。
僕の人生に大きく影響をもたらした作品なのです。
さて、次回もお楽しみくださいませ!
YOHEY でした。
2010/10/28
読書週間:2日目
2010/10/27
読書週間
みなさん、ご存知でしょうか?
今日10月27日から11月9日までは「読書週間」です。
ウィキペディアによると、
1924年に、日本図書館協会が、11月17日から11月23日までの「図書週間」を制定。
戦争の影響で、1939年には一旦廃止されたが、終戦後の1947年、日本出版協会、
日本図書館協会、取次・書店の流通組織、その他報道・文化関連団体30あまりが参加して
「読書週間実行委員会」が結成され、11月17日から11月23日までの第1回「読書週間」
が行われた。
「一週間では惜しい」という事で、2回目からは10月27日から11月9日までの文化の日を
挟んだ2週間となり、現在に続いている。
そうです。
今、私が読んでるのは、山本兼一著『ええもん ひとつ』です。
はんなり系時代小説!というらしい。シリーズ第一弾「千両花嫁」の続編です。
京都を舞台に、道具屋"とびきり屋"の主人 真之介と妻のゆずが、お互いの目利きを
頼りに"ええもん"を仕入れて商いをするお話。
時代設定が幕末になっているので、新撰組や坂本龍馬さんや桂小五郎さんまで登場します。
実はこの本、DJ WESSUNが「ぜひ読んで下さい!この夫婦メチャクチャいいんですよ!」
ということで、お借りしたモノでございます。
『商いをされてる方、そして、WESSUNのことをもっと知りたい方へお薦めの一冊です』
それでは、文中から、お気に入りのワンシーンをご紹介します。
時代や商売が違っても、思うところはひとつ。私もしっかり心に止めておきます!
・・・
外国船が日本にも頻繁に来るようになり、"とびきり屋"にも長州と外国船が大砲の
撃ち合いをしたらしいという噂が舞い込む。京都も近いうちに騒がしくなるのでは
ないかと、みんな不安で仕方がない様子。
・・・
牛若、鶴亀、鐘馗、俊寛と呼び名をつけた四人の手代を前に、番頭の伊兵衛が講釈をはじめた。
「ええか、うちにあるもんは、みんな、お客さんのこころを和ませるもんばっかりや。
そこらの荒物屋のように、土瓶やらする鉢やら、毎日の暮らしにぜったいに必要なもの
とゆうわけやない」
「どうしても必要でなかったら、これから、たいへんな世の中になったら困りますなぁ。
売れんようになりますやん」
いちばん若い俊寛が、悲しげな顔になった。手代たちが心配するほど、日本は先行きが見えない。
「さあ、そこや。旦さんがいつもおっしゃったはるやろ。ここにあるのは、夢や。
お客さんの暮らしぶりを豊かにするための夢や。たいへんな世の中やからこそ夢や潤いが
たいせつなんや。そのつもりで、今日も商いに励むように。道具に埃なんかついてたら、
夢が台無しやろ。ええな。みんなきれいに磨くんやで」
「へい」
手代一同が頭をさげて、店のなかに散った。
「いらっしゃいませ」
文化の日に古本市?なんてことも企画中です。
スタッフ一同、頭をひねっておりますので、乞うご期待!
Rでした。