あっという間に、今年もあと1ヶ月。
ここから年越しまでのスピード感といったら、一年で一番早く感じます。
大掃除はいつもバタバタと、気がついたらもう大晦日!!結局満足いくまで出来ないまま年越し。
なんて事も多々...
今年はそんな事がないように、まずは、部屋の整理。と今からちょっとずつ始めてみるものの、ひとつひとつに手が止まってしまい、なかなか進まないのです。
完全にストップさせられたのは、『手紙』。
出てきたのは、授業中に友達同士で回し書きした大量の『手紙』の山。
好きな子にもらった『手紙』には、その時の好きな音楽がダビングされたカセットテープ付きなんてのも。(笑)
今読んだら恥ずかしくなっちゃうものばかりですが、どれもその時の想いが込もっていて、一気にタイムスリップ。
もうこうなったら、止まりません。
気がつけば、整理そっちのけで思い出に浸りまくり。
今は、メールがほとんどな中、ちゃんと紙に書いて切手はって届けられた想いは、より一層心にしみます。
その人の筆跡からも伝わるものがあるのだと思います。
私自身は筆無精なので、いざ手紙を書くとなると、何度も書き直し書き直し...いつまでたっても出せないなんて事もよくあります。
手紙がうまく書けるようになりたいなーとぼんやり考えながら本屋で目に飛び込んできたタイトルが、『三島由起夫レター教室』。
5人の登場人物が書いた手紙のやり取りのみで構成された小説です。
文例としての実用性がどのくらいあるかは???ですが、複雑にもつれ合う人間模様が手紙に込められ進んでいく内容は、おもしろく、あっという間に読んでしまいました。
また、こんな事をしてる間に部屋はいっこうに片付かず。
そろそろ、続きを始めるとしますか... M