読書週間から引き続いてBLOGを書いていこうということで、UG神戸事務所のスタッフが日替わりでこれからも更新していきますのでよろしくお願いします!!
ということで火曜日のblog担当になりましたJです。何書くか迷ってたんですが、ランダムにお家のレコ棚からお気に入りの1枚をPICK UPしていこうかなと思います。最初の1枚はコレ。
Dub Gone 2 Crazy
King Tubby
実は僕が生まれて初めて買った非常に思ひで深~いレコードです。クラブに遊びに行き始めた時によく行っていたのが地元のROOTS REGGAE、DUBのパーティーで、そこで見事にDUBの洗礼をバチコーン!! と受けた訳であります。大音量のサウンドシステムから唸るベースで内蔵揺れてるし、エコーで飛んで行くスネアやボーカルと共に意識がどこかへ飛ばされちゃいそうになるし、独特の煙たさと、そこに集まる人達の熱気とVIBES、そりゃもう衝撃的な経験でした。隣にいたいかついドレッドの兄ちゃんが「DUBやったらKING TUBBYってのがええよ」と教えてくれて、早速翌日に友達とアメ村まで繰り出してレコードを買いに行った(ターンテーブルも持ってないのに)のを今でも鮮明に覚えてます。JELLY BEANS RECORDっていうマンションの一室にあったレコ屋で見つけたんですが、初めてで試聴の仕方も分からんし、緊張して変な汗かくわで(笑)結局そのままレジまでドキドキしながら持って行って買った甘酸っぱい記憶が。。。
これはBLOOD & FIREという再発レーベルからの作品でKing Tubbyとその弟子のPrince Jammyのミックス集的な名曲揃いのアルバムでDUB初心者だった自分にもバッチコイな1枚でした。後にこのKING TUBBYこそが「録音物を素材として加工することにより、新たな音楽を創り出す」DUBという過激でクリエイティブな手法を生み出したオリジネーターで、そのDUBが現在の様々な音楽に影響を与えていることを知り、ますますこの音楽にのめり込んで行くのでありました。ジャンルなんて関係ない、全て元を辿れば1つなんだという思いで色んな音楽を聞くきっかけにもなったのです。自分のルーツでもあり、様々なダンスミュージックのルーツでもあるDUB。出会えて本当に良かったなぁと思える大切な1枚です。
そういえばKING TUBBYの7インチのBOXセットが最近入荷してましたね。うぅ、欲しいっす。。。
デフラグで石井志津男さんがKING TUBYについて話してました。
http://mediadefrag.jp/people/kingtubby/