2010/11/07

読書週間:12日目

みなさま、わんばんこ!(古〜ッ。分かる人は結構なお○で!)


読書週間も残すところあと3日となりました。

「UGスタッフの本棚の一部をご紹介」というこの企画、思いのほかスタッフ間で好評でして、紹介したい本がまだまだあるとか・・・。

そういう私も、候補5冊の中からしぼりきれず、悩んで悩んで悩みまくりましたが、昨日(読書週間11日目)のYuuの紹介本を見て、コレにしました。

国民の遺書「泣かずにほめて下さい」靖国の言乃葉100選

小林よしのり著

小林よしのり氏が好きか否かは横に置いといて、コノ本は、靖国神社に祭られた246万6千余柱の中の太平洋戦争末期の特別攻撃隊員をはじめとする戦没者が遺した、父母、妻子、弟妹、そして祖国への最期の言葉100通が掲載されています。


コノ本を読んでから、最近のニュースを見たり聞いたりするたびに、本当に申し訳なく思っています。

掲載されている殆どが20代の若者です。なかには17-18歳の少年もいます。私たちと何ら変わりのなく、恋をしてドキドキしたり、美味しいものを食べて喜んだり、友達とアホなことして笑ったり・・・。

まだまだ、人生これから。むしろ今が一番楽しいとき。そんな時間を捨てて、命を捨てて戦ってくれた彼らに、沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の「映像流出」で大騒ぎしてる政府陣、胸を張って見せれますか?あぁ....ゴメンなさい。本当に申し訳ない。


コノ本を読んでいただければ、今の私たちに必要ものが見えると思います。

いえ、私が言いたいのは、間違っても中国への戦闘力じゃないですよ〜!



それでは、文中より2通紹介します。


遺言(昭和二十年三月、母への言葉)

僕はもう、お母さんの顔を見られなくなるかも知れない。

お母さん、良く顔を見せて下さい。

しかし、僕は何にもカタミを残したくないんです。

十年も二十年も過ぎてからカタミを見てお母さんを泣かせるからです。

お母さん、僕が郡山を去る日、自分の家の上空を飛びます。

それが僕の別れのあいさつです。

<海軍少尉 茂木三郎命:神風特別攻撃隊第五神剣隊(19歳)>



学鷲は一応インテリです。

さう簡単に勝てるなどとは思っていません。

しかし、負けたとしても、そのあとはどうなるのです・・・・・・

おわかりでせう。

われわれの生命は講和の条件にも、その後の日本人の運命にもつながっていますよ。

さう、民族の誇りに・・・・・

<海軍少佐 西田高光命:神風特別攻撃隊第五筑波隊(22歳)>



家族のため、日本のために戦ってくれた彼らのために、「戦った甲斐があったよ!」と言ってもらえるような、立派な大人になりたいと思います。


Rでした。