2010/11/29

映画のツボ


おウチ大好きIN DOORな私は、よく映画(と言っても、DVDやBCが多いですが)を観ます。
一度観たのを忘れて、また借りてしまうなんてことも多々あり、本気で心配になる時も・・・。

今年の3月7日に行われた第82回アカデミー賞で、めでたく最優秀長編アニメ賞に選ばれたカールじいさんの空飛ぶ家昨日、やっと観ました。
ず〜っと観たかったんですが、なかなか"その気"になれず。
宣伝だけで泣きそうになってたが、やはり泣けました。

子供の頃から仲良しだったおばあさんに先立たれ、ひとりぼっちになってしまったおじいさんが、おばあさんの夢を果たすべく、旅に出るお話。
お父さんとの楽しい思い出を持つ男の子や、自分の帰りを待つ子供を想う親鳥など、おじいさんだけじゃなく、あったかい気持ちにさせられます。(まぁ、それがディズニー映画なんでしょうけど。)

最近観たアニメーションでは「つみきの家」もよかったですよ。
これまた、おばあさんに先立たれ、ひとりぼっちになってしまったおじいさんの話です。
水面が上昇するたびに家のうえに家を建て、積み木のような家に住んでいるおじいさん。ある日、家を建ててる途中で、パイプを海中へと落としてしまい、拾うために彼はダイビングスーツを着込んで海の中へと潜っていく。その内にかつて暮らしていた家族との思い出を回想していくという、せつな〜いお話。
最近、よく子供の頃を思い出す。そのせいか、この映画は切なすぎて....

ど〜も私、夫婦ネタ、親子ネタ、家族ネタに弱いようです。
これが『ツボ』ってヤツでしょうか?
古くは「コクーン」から、「リトル・ダンサー」なんてのも。
山田洋次監督の「息子」なんて、ほんまに もぉ... たまりません。
と言うより、山田洋次監督作品はどれも『ツボ』ですけどね。

山田洋次監督作品と言えば、今日11月29日はフーてんの寅さんこと、車寅次郎さんの誕生日(のはず?)。
お誕生日おめでとう、寅さん!!!

それでは、今日はこのへんで、
知ってるようで知らない寅さんの歌とともに、お別れいたしましょう。

(セリフ)
私生まれも育ちも 葛飾柴又です
帝釈天でうぶ湯を使い
姓は車 名は寅次郎
人呼んで フーテンの寅と発します

俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ
わかっちゃいるんだ 妹よ
いつかおまえの 喜ぶような
偉い兄貴になりたくて
奮闘努力の甲斐もなく
今日も涙の 今日も涙の 
日が落ちる 日が落ちる

ドブに落ちても 根のあるヤツは
いつかは蓮の 花と咲く
意地は張っても 心の中じゃ
泣いているんだ 兄さんは
目方で男が 売れるなら
こんな苦労も こんな苦労も
かけまいに かけまいに

男とゆうもの つらいもの
顔で笑って 顔で笑って
腹で泣く 腹で泣く

(セリフ)
とかく 西に行きましても
東に行きましても
土地土地の お兄貴さん お姐さんに
ごやっかいかけがちなる若造です
以後 見苦しき体面
お見知りおかれまして
今日こう万端ひきたって
よろしく おたの申します

では、また来週....
Rでした。